更新日:2026-10-20。状態:R1〜R6、P0-a〜d、P1-a〜c に続き、P1-d の共通台帳・実体固定・総合評価を完了しました。231開発テスト、P1全20条件・80 JSON・417必須パス、別枠のP0回帰22条件・37 JSON・221必須パスが通過しました。続いて 12の証明義務・追加監査 と 独立レビュー計画書 を作成しました。レビュアーは未割当でしたが、利用者の了承のもと AI による単独の内部レビューを最後まで実施し、指摘 RV-01〜RV-08 を処理して契約版 p0-draft-2 として再固定しました(内部実施の完了記録)。独立レビューは未実施です。任意の意味の保存判定、完全な形式仕様、独立確認・評価用正解の凍結、永続性全体の証明、R4の実行評価は未完了です。
2026-10-20 利用者決定:このリポジトリは独立の確認者を置かずに進めます。将来の独立確認は、英語で記述する別リポジトリを立ち上げ、確認が必要な時点からG0を再開します。運用方針の決定記録 を参照してください。
調査の到達点
最終目標は、未来永劫、原理的に変化に耐えうる医療コード体系の確立です。最終目標と設計原則 を基準に、調査フェーズで変化の範囲、不変条件、意味の定義、拡張の原理と評価方法を明確にします。
移行支援・意味差分の監査は、体系を検証する中間目標です。そこで誰のどの作業を助けるかも具体化しますが、移行ツールの完成でプロジェクト全体を完了とはしません。ICD-10 と ICD-11 は実験候補であり、体系の表現力や成功条件をこの一組へ限定しません。
臨床ライブラリを通じた操作と接続先の分離、AI と共有できる情報整理は応用の目標です。その要求は初期設計から扱います。既存仕様・実装の再利用は、最終目標の原理を実現する方法として評価します。
成果物は、このリポジトリの文書として残します。R1〜R6 の調査・試作仕様を作成済みです。設計選定と期待結果は研究用で、形式化・独立確認・実装・実証が残ります。
進める順序
flowchart TD
A["R1:最終目標と中間目標の定義"] --> B["R2:既存体系・研究・実装の一次比較"]
B --> P["R2b:変化・不変条件・拡張原理の調査"]
P --> C["R3:原理を検証する資料・利用条件"]
P --> D["R4:変化への耐性と中間用途の評価設計"]
C --> D
D --> E["R5:体系の設計案と原理・実証の比較"]
E --> F["R6:試作仕様と着手判断"]
F --> G["体系の原理を実装・検証"]
G --> I["移行支援・意味差分などの中間用途でも実証"]
F --> H["設計案・実験の見直しと追加調査"]
R2b で基礎原理に関する問いを先に定めます。資料の入手条件は並行して調べられますが、入手しやすい体系の構造をそのまま普遍的な基礎にはしません。R5 で不足が見つかれば基礎原理や評価例に戻り、何を再調査するかを記録します。
| 段階 | 中心となる問い | 主な決定 | 成果物の配置案 |
|---|---|---|---|
| R1(目的を再整理済み) | 最終目標と中間目標は何か | 最終目標と、検証のための中間用途 | 目標と原則、R1 |
| R2(一次比較完了) | 既存の仕組みで何ができるか | 再利用候補と検証したい差 | 比較結果、出典・調査記録 |
| R2b(基礎調査完了) | 変化に耐えるとは何を保つことか | 変化の範囲、不変条件、拡張原理の候補、形式的な評価方法 | 調査結果、例・反例、出典 |
| R3(資料・条件確認、取得・初期照合完了) | 必要な資料とデータを使えるか | 利用可能な体系・版・範囲 | 資料選定、出典、取得結果、台帳 |
| R4(評価設計完了) | 原理と中間用途をどう検証するか | 原理 14 ケース、架空 24+16 件、指標・確認・凍結手順 | 評価設計、ケース、実資料追跡、出典 |
| R5(一次比較・研究用選定) | 体系の原理をどの設計で実現するか | 基礎モデル、更新ごとの拡張・改訂契約、再利用範囲 | 比較とD06、原理・導出、出典 |
| R6(仕様策定・研究用着手可) | 次に何を作るか | P0 の範囲、Python/JSON、22 受入条件、三例、着手条件 | 試作仕様と D07、P0 契約、入力例 |
R1:最終目標と中間用途を定める
2026-10-18 目的を再整理。 最終目標を変化に原理的に耐える体系の確立とし、コード移行の意味の監査を中間目標としました。結果・具体例・D01 の決定 を参照してください。外部利用者への聞き取りと性能評価は未実施です。
調べること
- 利用場面を、マスター整備、研究データの正規化、統計分類の移行、請求支援に分ける。それぞれ誰が入力し、誰が結果を確認し、何を成果物として受け取るかを整理する。
- 現行作業の入力、参照資料、手作業、出力、困る例を一つの作業単位で書く。実務上の非公開資料を持ち込まず、公開資料と架空例で記述する。
- 「翻訳」を、同義概念の検索、候補提示、条件付き対応、複合表現の変換、情報損失を伴う分類への射影に分け、必要なものを特定する。
- 傷病名、所見、検査、処置、薬剤など、長期的に扱いたい範囲を一覧にし、最初の対象との関係を整理する。
決めること
最終目標と、その実証に使う中間用途を区別します。中間用途の利用者と結果の利用方法を決め、その対象へ体系全体を限定しないことも記録します。
完了条件
最終目標と中間目標を明示し、中間用途について「誰が、何を入力し、何を受け取るか」を具体例で説明できること。外部利用者に確認していない要望や、原理の実現可能性は仮説として明示します。
R2:既存体系・研究・実装を比較する
2026-10-18 一次比較完了。 意味差分には先行研究があることを確認し、比較基準を条件付きの FHIR ConceptMap による直接対応、次の検証候補を HAPI FHIR と ROBOT に選定しました。臨床情報モデルは openEHR と FHIR、由来や検証は PROV・OWL・SHACL を参照して検討します。比較結果 に、確認済みの事実、机上の検討、未確認の点を区別して記録しました。実装採用と性能評価は未完了です。
調べること
| 調査群 | 候補 | 比較する点 |
|---|---|---|
| 分類・用語体系 | ICD-10/11、SNOMED CT、MEDIS、LOINC、薬剤・処置体系 | 目的、概念の粒度、合成、文脈、国別拡張、版管理 |
| 対応・交換仕様 | FHIR ConceptMap、$translate、CodeSystem、CodeableConcept |
方向、条件、意味関係、複数候補、対応なし、出典の表現 |
| 統合語彙・対応データ | OHDSI/Athena、UMLS、公式の対応リソース | 対応範囲、目的、粒度、更新、入手条件、組み合わせ変換の限界 |
| 実行可能な基盤 | HAPI FHIR、Snowstorm、WHO ICD API | 必要機能、採用版、データ依存、導入負担、ライセンス、実例 |
| 概念・情報モデル | SNOMED CT 合成文法・概念モデル、openEHR、OWL、GALEN/GRAIL、FMA/TA2 | 合成と制約、意味と記録文脈の分離、推論、保守上の課題 |
これらは同じ役割の製品ではありません。標準仕様、用語データ、対応表、実行エンジン、研究モデルを分けて比較します。資料への入口は 調査メモ にあります。
各国の体系は、基盤、国別修正版、拡張、単なる対応関係を区別します。「別体系に対応表がある」ことを「同じ体系から派生した」根拠にせず、共通の母体ごとの集計と、実装上区別が必要な版・地域の一覧を別に作ります。主要国の調査対象も R1 の用途に沿って明記します。
先行研究は、合成的な臨床用語、用語間マッピング、文脈・時間・否定、情報損失、実運用での評価を優先します。原著と後続研究を探し、検索式、検索日、採否の理由、著者・年・識別子、実験条件、限界を記録します。ラテン語・形態素解析は、入力や表記への効果が必要になった時点で掘り下げます。
R1 を踏まえた優先比較軸は、項目・関係ごとの喪失と追加、論理的に導ける内容の扱い、補助情報の由来、比較不能の報告、未知の体系・版を接続する際の変更量です。変換候補の生成と、既存の変換結果の監査をそれぞれ調べます。
長期構想から、臨床情報モデルと業務操作の分離、再利用可能な臨床ライブラリ・テンプレート、拡張と互換性、適合性の検証も比較します。AI 向けの観点は、意味定義の参照、否定・疑い・時間・対象者の区別、情報源と導出過程への追跡、生成候補と確認済み記録の区別です。既存方式がこれらをどこまで表現・検証できるかを調べます。
決めること
再利用を調べる基盤を最大二つ、比較基準とする方式を一つ選びます。独自部分の候補は「既存方式で困る具体例」と組にし、資料未確認と機能不足を区別します。
完了条件
中間用途に関係する主要な候補を共通の比較表で評価し、再利用できる部分、足りない可能性がある部分、未確認の部分を一次資料付きで説明できること。最終目標を支える理論・原理の評価は R2b に続けます。
R2b:変化・不変条件・拡張原理を調べる
2026-10-18 基礎調査完了。 C1〜C8 の変化、不変条件 I1〜I8、保存・改訂・言語変更を分けた比較方法、設計案 A・B・C、14 件の机上例・反例を整理しました。一次資料の確認から、通常の推論と拡張の保存判定を別に評価すること、単独の拡張と併用時を区別することを研究方針に加えました。結果と D08 の暫定整理、確認範囲 を参照してください。体系の原理の採用と証明は R5 に残しています。
調べること
- 新概念、新属性・関係、新領域、知識の訂正、制度や用途、コア仕様の変化を分類し、代表例と反例を用意する。
- 既存の意味を保つ拡張、定義の改訂、過去の記録の解釈、複数の異なる主張を扱う理論・既存設計を調べる。
- コアを固定する設計、拡張可能なメタモデル、コア自体の改訂を管理する設計を比較する。どの設計なら最終目標の要求を満たせるかを検討する。
- 表現の普遍性と、機械的な検証・推論・差分計算の範囲を分け、制約や両立しにくい要求を整理する。
- 理論上示す性質と、具体例で確認する性質を分け、将来の変化への耐性をどう評価するかを調べる。
決めること
まず対象とする変化と不変条件を定義し、意味・拡張・互換性に関する複数の設計候補と、その比較方法を決めます。有限の例で成功したことを全将来変化への保証とせず、どの仮定の下で何を示すかを記録します。
完了条件
対象とする変化、保つ性質、設計候補、既存研究の根拠、未解決の点、反例と評価方法を説明できること。この段階で永続性の原理を確立したとはせず、R5 で検討する設計の土台とします。
R3:データ入手と利用条件を確認する
2026-10-18 資料・条件確認と取得・初期照合を完了。 RxNorm CPC 2026-09-08/2026-10-05 と、FHIR Procedure R4 v4.0.1/R5 v5.0.0 の HTML を取得しました。CPC の CRC・README の版・全行の初期構造と出典、FHIR の版・時点の項目を確認しました。公表 MD5 は CPC 10 月版で一致し、他の公表ハッシュ未確認の範囲は区別しています。D03・利用条件、取得結果 を参照してください。WHO・LOINC 等の取り込みの保留は維持し、取得資料を R4 へ引き継ぎました。
R2b の原理を検証する意味定義・変更履歴・領域ごとの例と、移行実験のためのマスター・対応表を分けて確認します。特定の接続候補を入手できることを、体系の原理設計を開始する条件にはしません。
調べること
- 入力・出力体系の正式名称、発行主体、国・地域、版、言語、公開日、取得方法、形式、更新周期。
- 公式対応表の有無、対象版、方向、用途、例外規則、臨床文脈の要否。API の存在だけで対応表や変換機能があると判断しない。
- API 認証、ローカル利用、必要な登録、料金、実行環境の制約。取得や契約が必要なものは条件と担当を記録する。
- コード、ラベル、定義、階層、公式対応表、独自に作る対応表について、ローカル利用、非公開共有、生成物、将来の公開・配布の条件をそれぞれ確認する。
利用条件の判断には公式の規約・許諾文書と確認日を添えます。非公開リポジトリであること、コード識別子だけを扱うこと、外部から取り込むことだけを利用可能の根拠にしません。
決めること
最初の試作で使うデータの入手元と版、コミットする範囲、ローカルだけに置く範囲、未解決で対象から外す範囲を決めます。データ本体を保存できない場合も、出典・版・取得手順・検証方法を残せるか確認します。
完了条件
少なくとも一組の入力・出力候補について、必要資料の実在、入手可能性、予定する使い方の条件が確認できていること。未解決の条件には解消方法を付け、依存する作業を保留するか別候補へ切り替えます。
R4:体系の変化への耐性と、中間用途の評価を決める
2026-10-18 評価設計 v0.1 を策定。 D04 を CPC 9 月→10 月の薬剤概念の版更新監査に固定しました。D05 として原理の 14 ケース、架空の設計用 24 件・回帰評価用 16 件、比較方式・指標・工学的最低条件、確認・凍結手順を定めました。本文、期待結果の草案、実資料の部分追跡 を参照してください。独立確認者は未割当、正解の凍結・実行・臨床精度の評価は未完了です。
調べること
R2b で定めた原理を、新しい概念・関係・知識の訂正・用途・コア仕様の変更等の例でどう検証するかを設計します。旧表現の意味の追跡、拡張後の解釈、複数領域の表現、反例への対応を、移行実験とは別の評価軸にします。
対象候補は、利用価値、資料・対応根拠の入手性、確認できる人の有無、合成・文脈・損失を評価できること、範囲を絞れること、保守負担で比較します。今回は資料・条件を確認した CPC の薬剤概念を主材料、FHIR の処置を領域横断の補助材料としました。脳血管疾患、骨折、感染症は資料と確認体制を整えてからの候補です。
候補ごとに数例を手作業で追い、コードだけで決まる場合、追加情報が必要な場合、出力側で表現できない場合を確かめます。長期的な共通モデルの検討用には、主領域以外の検査・処置・薬剤などの例も少数残します。これらは最初の変換の対応範囲には数えません。
決めること
入力体系と版、出力体系と版、国・地域、方向、用途、主領域、許容する入力文脈を一組に固定します。コードのみを受け取るのか、左右・診断確度などの補助情報も受け取るのかを決めます。
移行という中間用途については、架空ケース 40 件を設計用 24 件と、規則を固めた後に使う回帰評価用 16 件に分けました。主たる失敗機序のファミリーを分け、ID を置換しただけの類似例を両側へ置かない方針です。期待結果はすべて閲覧可能で、未見評価とはしません。独立確認の役割・裁定手順は定めましたが、担当者は未割当です。件数は網羅性や統計的な性能保証を意味せず、体系全体の評価もこれだけにはしません。
| 含めるケース | 確認すること |
|---|---|
| 単純な対応 | 基本動作と版の指定 |
| 出力の方が広い/狭い対応 | 情報損失と根拠のない詳細化 |
| 左右・部位・病因・複数概念 | 属性と関係を保てる範囲 |
| 疑い・否定・既往・家族歴・時間 | 病名が同じでも意味が違う入力 |
| 候補複数・不足情報 | 人に何を確認すべきか |
| 対応なし・未収載・入力不正・旧版 | 処理状態を混同しないこと |
期待結果は、コード候補だけでなく、意味関係、許される情報損失、意味の追加と情報源、矛盾、比較不能、必要な追加情報、根拠、確認状態も記録します。既存情報の明示化と新しい臨床情報を区別し、人の確認が一致しないケースは要検討として残します。
評価指標と完了条件
| 指標 | 数え方の案 |
|---|---|
| 根拠のない確定 | 評価ケース全件のうち、必要な条件を欠いたまま一つに確定した件数 |
| 候補の適合 | 返した候補全体のうち、期待結果で妥当と確認された候補の割合 |
| 期待候補の網羅 | 期待候補がある全件を対象に、期待候補を含む割合を集計。候補を返せなかった件も含める |
| 情報損失の検出 | 人が損失ありとした件のうち、必要な警告を返せた件数 |
| 追加・矛盾の検出 | 人が確認した追加・矛盾と照合し、見落としと誤検出を別々に集計 |
| 比較可能な範囲 | 全件・全評価観点のうち、根拠付きで判定できた範囲。比較不能の内訳も報告 |
| 不足情報・未対応の判別 | 状態ごとの正答件数と取り違えの内訳 |
| 確認負担 | 一件あたりの確認・修正時間、追加質問数 |
| 再現性と保守負担 | 同じ版・規則での結果一致、規則追加・版更新で直す箇所 |
比較方式と MedDSL 案に同じ入力・資料・補助情報を与え、指標は件数と分母を併記します。合格条件は実装前に数値化し、少なくとも評価セット上の根拠のない確定は 0 件を目標とします。全件を未対応にする方式が合格しないよう、候補提示の有効性と確認負担も条件に入れます。
将来への適応性は、設計固定後に未見の月次 CPC を追加して変更量を測ります。版の選択・抽出方法を R4 に定めました。未見体系の追加は権利・専門確認を確保してから別に行い、現時点では未選定です。未見版と未見体系を混同せず、有限の実験で未知の全体系への対応を証明したとは扱いません。
原理について示す性質と仮定、反例、変化の例に対する期待結果を定め、体系の評価方法を説明できることを完了条件にします。中間用途についても評価仕様、ケースの分け方、期待結果の確認手順、指標と合格条件を固定します。確認できる体制がない場合、変換精度を実証した扱いにはしません。
R5:体系の設計案を、原理と実証の両面から検討する
2026-10-18 一次比較と D06 の研究用選定を実施。 不変な定義参照、役割付き事象・文脈付き主張、用途別の採用判断を基礎とし、通常の定義追加、意味モジュールの追加、コア改訂を別の契約で扱う構成を選びました。比較 に K01〜K14 と D/E のファミリーへの机上適用、既存仕様の再利用範囲を記録しました。原理 に保存の十分条件、有限回の合成、関係表→役割付き事象の意味対応を手作業で導出しました。実行・独立確認・永続性全体の証明は未完了です。
調べること
R2b の不変条件・拡張原理に照らして、体系の設計案を比較します。原理上の性質、必要な仮定、反例、表現できない範囲を整理し、R4 の変化の例で検証します。さらに中間用途では、①直接の対応表、②既存仕様・基盤、③共通中間表現を介する案を比較します。実装言語や表面上の文法は先に固定しません。
| 論点 | 決める内容 |
|---|---|
| 概念と外部コード | 独自 ID を発行する条件、外部体系・版との区別、同義語の扱い |
| 合成と関係 | 属性、因果、併存、参照共有を表す方法。木とグラフの必要性 |
| 臨床文脈 | 否定、疑い、既往、家族歴、対象者、時間の保持場所 |
| 情報不足 | 未記載、不明、未確定、該当なしを区別する方法 |
| 対応結果 | 意味関係、処理状態、候補、条件、喪失、追加と情報源、矛盾、比較不能、根拠の契約 |
| 妥当性 | 構文、用語の制約、臨床判断の責務と、検証不能時の扱い |
| 変更と追跡 | 定義の改訂、非推奨化、対応規則の版、原情報への追跡 |
| 臨床ライブラリとの境界 | 普段の操作を内部表現へ結ぶ方法、専門領域の拡張、版・互換性・適合性 |
| AI との境界 | 機械可読な定義と文脈、生成候補の情報源・検証・確認状態、モデル固有の形式との分離 |
外部コードを原情報として保存できること、意味を分解して表現できること、妥当な別コードへ変換できることを別々に判定します。解釈できないコードは未解釈の参照として保持できても、意味を網羅したとは数えません。
決めること・完了条件
設計候補ごとに、変化を受け止める原理、不変条件を保てる仮定、意味の保存と改訂、表現・計算の範囲を比較します。基礎モデルと拡張機構、既存仕様に従う部分、独自に設計する部分を決め、形式的な根拠と実証例を添えます。中間用途についても、保持・喪失する情報、規則数、確認・保守負担を比較します。
中間用途で利点が見えない場合は、実験の適切さ、意味定義、設計案と実装を見直します。プロジェクトの最終目標を直接変換の基盤へ置き換えません。既存表現の再利用と独自設計の範囲は、変化に耐える体系の要求を満たすかで判断します。設計メモ はこの決定に合わせて更新します。
R6:試作仕様をまとめ、着手を判断する
2026-10-18 P0 仕様を策定。 S1/S2 の認定、G1 の結合保持、R1 の履歴・採用を対象に選び、短い仕様 と 意味・入出力・22 件の受入条件 を作成しました。三例 を JSON 化し、草案のハッシュを記録しました。その後 P0-a を初期実装しましたが、全体の 22/22 評価・独立確認後の正解凍結・臨床性能評価は残ります。
一枚の試作仕様に、利用場面、対象、入出力例、必要データ、利用条件、評価方法、既存方式との差、未解決事項をまとめます。実装構成はこの仕様に必要な分だけ選びます。
- 試作で検証する不変条件・拡張原理と、最終目標に対する位置付けが明確である。
- 原理上の性質、仮定、反例、具体例で検証する範囲を区別している。
- P0 は架空資料・同一プロファイル内の比較へ限定。実移行 D04 は別実験として固定を維持している。
- P0 の架空資料を予定する条件で使える。
- 設計用三例と P01〜P22 の受入表があり、作成者草案・独立確認待ちを明記している。
- P0 の入出力、認定・支持・差分・根拠・衝突・比較不能の契約がある。
- 参照計算との比較、22/22・誤認定/裏付けのない確定0等の工学的最低条件を実装前に設定している。
- 標準ライブラリと独自の意味処理を区別し、HAPI FHIR・ROBOT の導入を後続へ残す理由を明記している。
- P0-a〜d に分け、一般の否定・存在・確率・意味論間移行等の未対応を明示している。
満たせた範囲で試作に進みます。満たせない項目は、対象変更、追加調査、既存方式の採用のいずれで解消するかを決めます。この計画の作成は、各項目の調査・合意完了を意味しません。
決定事項の記録
D00 は利用者の指定した最終目標、D01 は中間用途の位置付けとして記録済みです。D02 の直接対応の比較基準は維持し、HAPI FHIR・ROBOT は P0 では導入を見送りました。D03 は初期材料と保存範囲を選定し、取得・初期照合も完了しました。D04・D05 は R4 の研究用条件、D06 と D08 の初期保存・改訂契約は R5 で研究用に選定しました。D07 は R6 で P0 の範囲・構成・着手条件を決定しました。完全な形式仕様・実装の適合は未完了です。各決定に日付、根拠、選択肢と見直す条件を付けます。
| ID | 決めること | 決定段階 |
|---|---|---|
| D00 | 最終目標:未来永劫、原理的に変化に耐えうる医療コード体系の確立 | 2026-10-18 利用者指定。最終目標と原則 |
| D01 | 中間目標:移行支援と意味の変化の監査。人が結果を確認する | R1:2026-10-18 位置付けを修正。R1 |
| D02 | 比較基準:条件付き ConceptMap による直接対応。検証候補:HAPI FHIR・ROBOT | R2:2026-10-18 選定。理由。R6 で P0 への導入を見送り、実体系への接続時に再評価 |
| D03 | データ入手元、版、保存・共有範囲 | 2026-10-18 初期材料と範囲を選定し、取得・初期照合 も完了。根拠・保留・見直し条件 |
| D04 | 最初の領域、体系、方向、用途、補助入力 | 2026-10-18 CPC 2026-09-08→2026-10-05 の薬剤概念の版更新監査。条件・理由・見直し |
| D05 | 評価ケース、確認体制、指標、合格条件 | 2026-10-18 原理14・架空24+16件、確認・指標・工学的最低条件を策定。独立確認・凍結・実行は未完了 |
| D06 | 体系の基礎モデルと拡張機構、検証・中間用途の入出力契約 | 2026-10-18 R5 で研究用に選定。不変な定義参照、役割付き事象・主張、更新種別ごとの契約。形式仕様・実装は未完了 |
| D07 | 試作構成、技術スタック、実装する範囲 | 2026-10-18 R6:Python 3.11以降/標準ライブラリ/JSON、S1/S2・G1・R1、22受入条件。作成者草案による実装に着手可。コア実装は未完了 |
| D08 | 変化の範囲、不変条件、意味・拡張・互換性の原理と形式的な評価方法 | R2b の 分類と不変条件 を基に、2026-10-18 R5 で S1/S2/S3 の保存、R1 の改訂、C1 の引き継ぎ契約を初期原理に選定。全将来の保証は未完了 |
| D09(決定) | P1 の対象と引き継ぎの義務 | 2026-10-18 P1研究設計:有限予測と事象へのコア改訂。真理・モデル被覆、支持、採用・由来、合成を別に検査。設計時点の20条件・8設計例。R4 の同名ケース D09 とは別 |
| D10(決定) | P1-a の実行版・能力・採用・有理数・上限 | 2026-10-18 実行契約:native 仕様実体を固定し、報告専用 snapshot・型付き予測・共有予算を実装。7条件の草案照合 済み、独立確認前 |
| D11(決定) | P1-b の事象化・原履歴・役割結合・有限照合 | 2026-10-19 実行契約:原主張ごとの新鮮な事象、四役割の同じ証人、旧変数への射影、完全な読み戻し。6条件の草案照合 済み。有限一致だけでは認定しない |
| D12(決定) | P1-c の反例・限定した合成認定・可用性 | 2026-10-19 実行契約:参考モデルと既知十分条件を区別し、中間実体・翻訳後 Q を検査。射影の喪失と旧実行環境の不足も分ける。7条件の草案照合 済み。R4 の同名ケース D12 とは別 |
| D13(決定) | P1の共通評価台帳と作成者snapshotの固定 | 2026-10-19 P1-d契約:元の期待条件を維持し、全実体を計算前後に照合。全20条件とP0回帰の総合結果。独立確認後の正解凍結は別 |
| D14(決定・P2-a〜P2-d 実装済み) | P2 の対象:意味能力の拡張契約 | 2026-10-19 P2研究設計:個別 handler の条件を、宣言・保存の一般形・共存の定義・クラス別の義務・併用の補題として整理。最初のパイロット候補は概念の分割(利用者が了承)。P2-a は 実行契約・結果:既存 handler 10件の宣言、登録、非干渉(X03)、再検証範囲(X13)。X07 は一部達成(防護例のない義務は24件、追加作業の後は3件)。引き継ぎの族のホスト分離と宣言の固定は 追加作業 で実施。P2-b は 設計・結果:パイロット「概念の分割」を実装し、X04・X05・X14 は達成、契約に R6(公理つき読み取りモジュール)を追加。P2-c は 設計・結果:併用の検査(独立な拡張の機械的な判定、記号を共有する分割の併用の全数の判定、入れ子の鎖)を実装し、X08・X09 は達成、X10 は一部達成(情報を失う段を含む鎖は範囲外)、契約に JOINT(併用)を追加。P2-d は 設計・結果:統合評価(固定した分母との照合)、共通予算の不変条件(X12)、版の手順(X11、draft-1 → draft-2 を履歴から再現)、独立確認の資料(PO13〜PO18、覆り得る内部判断、再開点)を整え、X11・X12 は達成。独立確認と評価の凍結は未完了 |
| D15(利用者決定) | 現在のリポジトリは確認者を置かず、将来の独立確認は英語の別リポジトリで行う | 2026-10-20 決定記録。確認者の確保を進行条件にせず、内部検証の状態を維持。別リポジトリでは確認が必要な時点の資料を引き継いでG0から再開 |
| D16(作成者選定) | 次のパイロットは候補B「有効期間つきの主張」(P2-e) | 2026-10-20 利用者の選定依頼に基づく 比較・作業計画。記録・参照時点と対象期間を分離し、採用・訂正との関係から拡張契約を検証する。まず意味設計、候補Cはその次の候補 |
| D17(作成者側の設計草案) | P2-eは有限半開区間・部分訂正のR5診断として試作 | 2026-10-20 意味設計TE-D1〜6、手指定の意味20・入力境界10・資源4条件。旧P0とは別の方針・台帳・回答型を用い、旧経路への変換・認定なし。実装・実行評価は未着手 |
| D18(作成者側の内部評価) | P2-eの限定した断片を最小実装し、R5と時間固有の義務で評価 | 2026-10-20 結果。61 JSON・462必須パス、区間差分との25,488行の比較、意味変異5件、Python 3.11/3.14の回帰。期間不明の精密化・一般時間論理・他能力との意味上の併用は未対応。次の候補は数量 |
| D19(作成者側の設計草案) | 候補CをP2-fとし、数量リテラルの換算・比較をR2として設計 | 2026-10-20 設計・Q24/N12/B4と射影反例D2・一次資料。正確な有理数、有限区間、種類/次元/単位、不確かさと丸めを分離。臨床採用・外部表の取込・runtimeは未実装 |
| D20(作成者側の実装・内部評価) | P2-fを量リテラルのR2として最小実装 | 2026-10-20 結果。79 JSON・609必須パス、参照計算5,017行、意味変異9件。臨床状態の読み書き・外部単位表・丸めは対象外。次は数量と臨床主張の接続契約の意味設計 |
| D21(作成者側の設計草案) | P2-gで数量と測定主張を結ぶR5診断を設計 | 2026-10-20 設計・M36/N12/B4の期待・一次資料。内容全体への確認、訂正、文脈、変数の同一性、再現・共有予算を分離。MB-1〜12を設計。runtimeは未実装 |
| D22(作成者側の実装・内部評価) | P2-gを内容指定の確認と数量計算を結ぶR5として最小実装 | 2026-10-20 結果。137 JSON・1425必須パス、参照計算17,607行、選定した10変異を点検。人の確認は構造的照合に限定し、旧基底の支持・医学的同等性へ変換しない。次は表示射影の意味設計 |
| D23(作成者側の設計草案) | P2-hを型付き表示のR4射影として設計 | 2026-10-20 設計・P36/N12/B4の期待・資料確認。厳密値と丸め表示、セルに因子化する問い、別添え・出所・共有予算を分離。DP-1〜12を設計。runtimeは未実装 |
| D24(作成者側の実装・内部評価) | P2-hを型付き表示のR4として最小実装 | 2026-10-20 結果。145 JSON・2128必須パス、参照計算と共有予算、別添え・認定範囲を点検。表示の認定を臨床・原値一般へ拡張しない。次は時間と測定を含む能力間の併用契約の比較・意味設計 |
| D25(作成者側の設計草案) | P2-iで時間と測定の併用を期間つき数量主張のR5として設計 | 2026-10-20 設計43・C32/N12/B4の期待44。瞬間を期間へ補完せず、内容指定確認・部分訂正・数量換算を接続。TM-1〜12を設計。runtime・登録は未実装、表示接続は後続契約 |
| D26(作成者側の実装・内部評価) | P2-iを期間つき数量主張のR5として最小実装 | 2026-10-20 結果45。151 JSON・1676必須パス、区間差引き・確認遅延・未知情報・数値・共有予算を点検。瞬間や集計からの期間補完・比較・表示・医学的認定は含めない。次は期間つき数量と表示の接続契約の意味設計 |
| D27(作成者側の設計草案) | P2-jで期間つき数量と表示の接続をR4として設計 | 2026-10-20 設計46・J36/N12/B4の期待47。I計画の再検証と全料金の予約、artifactの問いと原情報の回答、二時点・記録・期間・確認の根拠を分離。TD-1〜12を設計。runtime・登録は未実装 |
| D28(作成者側の内部評価) | P2-jの実行例と専用R4を追加 | 2026-10-20 結果48。170 JSON・2670必須パス、Iの一回再実行、七種類の問い、両時点・訂正根拠、共通予算。独立確認・評価の凍結なし |
| D29(作成者側の設計草案) | P2-b〜jの知見を拡張の設計原理の草案へ整理 | 2026-10-20 文書49。8拡張の共通契約の対応表(七欄)、導出11・有限確認・仮説7の区別、次の検証課題の候補比較。次の課題の候補は未知期間の精密化(利用者の確認前)。runtime・宣言・期待は変更していない |
| D30(作成者側の実装・内部評価) | 課題C1(確認済みの期間不明記録の精密化)をP2-kとして最小実装 | 2026-10-20 設計50・期待51・結果52。精密化は元の記録を消さない新しい種類の記録で、固有の人の確認が対象と精密化の内容hashを拘束。66 JSON・721必須パス、列挙105,504行・乱数5,400行・P2-eからの継承の差分21,920行、変異15件。予測Y1〜Y4は成立、Y6は部分的(意味の継承を宣言する枠がない:仮説H8)。撤回・精密化の精密化・競合の解消は未対応。独立確認・評価の凍結なし |
| D31(作成者側の実装・内部評価) | 課題C6(拡張の版を上げる)をP2-lとして実演 | 2026-10-21 設計53・期待54・結果55。数量の単位表を改訂(u_third 1/3→2/3、u_hundred 追加)し、依存4拡張を再固定。旧入力682件中、黙った再解釈0・宣言した差6件。比較器が符号化の中のhashを見ない問題(F1)、置換で再固定できない(F2)、affected() の列挙の過小(F3)を発見。継承の差分VR-1は既存の書式で宣言できたが機械的な継承の検査ではない(H8)。独立確認・評価の凍結なし |
| D32(作成者側の実装・内部評価) | 課題C2(縦断比較)をP2-mとして最小実装 | 2026-10-21 設計56・期待57・結果58。P2-iの計画を再実行して得た同じ view の二端点の換算領域を、独立な変数としてP2-fの比較へ渡す。103 JSON・2020必須パス、別計算の二つの経路との比較、P2-gとの文脈の差分、目標単位の不変性、変異。接続面の閉包(P2-iの出力がP2-fの入力の上限を超える)、比較の組み合わせが個別の通過から決まらないこと、継承の対象がP2-gにも及ぶことを確認。独立確認・評価の凍結なし |
| D33(作成者側の契約の変更・内部評価) | 仮説H8(継承を宣言する欄)を契約に足す(P2-n) | 2026-10-21 設計59・期待60・結果61。宣言の書式を p2-extension-manifest-draft-2 に上げ、inherits(元・断片・結ぶ義務・登録時に評価する証人)を必須にした。20宣言に9項目(証人30、欠落2)。元の変更が継承する側に及び(P2-eのtemporal.pyで1件→7件)、独立な組は150→143。実装・仕様・旧実行例は変更せず(変えたのはregistryのみ)、版の比較の道具は木ごとのregistryに。継承の真偽は検査できず、未宣言の継承は機械的に排除できない(疑いの探索の再現率5/7)。独立確認・評価の凍結なし |
| D34(作成者側の実装・内部評価) | 薄い臨床ライブラリ(操作 → 共通表現 → 出力先の要求)をP2-oとして最小実装 | 2026-10-21 範囲選定62(利用者の承認)・設計63・期待64・結果65。医療者の三つの操作から台帳を組み立て、出力先の要求(宣言)が満たされるか(満たされる/情報の依頼/表せない/評価不能)を診断。141 JSON・2417必須パス、別計算・要求の版の差の全数・AI候補・出力先をデータだけで足す検査、26変異。継承3項目(証人16)を宣言。事前の手指定の表に穴(集約の優先)があり変異で見つかった(F13)。継承の探索は新しい拡張で2組中1組(F12)。実資料(FHIR)への接地は未実施で、取得の前に利用者の確認を取る。画面・LLM・実マスターは範囲外。医療者の負担が減ることの証明ではない。独立確認・評価の凍結なし |
| D35(作成者側の監査) | P2-oの第二段:FHIR R5 のObservation・Specimenへの接地の監査(P2-p の入口) | 2026-10-21 監査66。D03が選定済みの2ページを追加取得し(台帳に記録、Git管理外)、ライブラリの概念13項目との対応を構造・濃度・制約の範囲で監査。コード変更なし。続いてデータ型・status と data-absent-reason の符号ページ・Provenance・Extensibility を追加取得して未確認を減らし、設計67(合成の専用R5、値・期間・文脈の3判定)を作成した。FHIR側にあってライブラリにない状態(値のない記録、検体の状態、必須のstatus・code)と、ライブラリにあって取得したページの要素では運べない区別(method・specimenの三状態、確度・確認・出自)を確認。意味の一致はどの行も未検証で、データ型・値集合・Provenance・拡張は未取得。適合の主張なし。独立確認なし |
| D36(作成者側の実装・内部評価) | 出力先の構造への写像の可否の診断(FHIR R5 Observation への接地)をP2-pとして最小実装 | 2026-10-21 設計67・期待68・結果69。P2-oを変更しない合成の専用R5。満たされたexchangeの行を、値(quantity/range)・期間・文脈の3つで、丸めず・閉じず・補わずに表せるかを判定。97 JSON・1998必須パス、Decimalによる別計算、1,187点と120区間の格子の全数、20変異。構造の事実は取得したページの出典のハッシュに結ぶ。手指定の段階で設計の矛盾を発見(F17)、外部資料に結んだ義務は主題A〜Hに収まらない(F18、n=3)。FHIRへの適合は主張せず、status・code・Provenanceは範囲外。独立確認・評価の凍結なし |
| D37(作成者側の実装・内部評価) | Observation の status・code の写像と Provenance への出力をP2-qとして最小実装 | 2026-10-21 設計70・期待71・結果72。P2-pを変更しない合成の専用R5。status・code・確認者の型の対応は宣言として使い、足りなければ宣言する人への依頼(推測で補わない)、使った宣言は仮定として流れに残す。確認ごとのProvenance、AI由来だけ生成のProvenance(Device)。75 JSON・1249必須パス、宣言の全数90通り、19変異。観察者を持たない記録は生成のProvenanceを出せない(記録モデルの穴)、主題の外の義務が四つ目(n=4)、例の形式は配列の長さを検査できない。FHIRへの適合は主張せず、revision・activity・署名は範囲外。独立確認・評価の凍結なし |
| D38(作成者側の実装・内部評価) | 記録に任意の観察者を足す(P2-iをdraft-3へ、依存5拡張を再固定・採用)をP2-rとして実装し、中核モデルの変更の伝播を測定 | 2026-10-21 設計73・期待74・結果75・版の記録。旧版は履歴に残り、旧入力737件は黙った再解釈0(拒否678・同一59)、違いは宣言した追加の25件のみ。書き換わった実体813ファイル(P2-lは739)。affected()は6拡張を過不足なく列挙し、過小は予測どおりの9件、過大は予測外の118件。操作から台帳を組み立てる系列の入力はhashを持たず、置換だけで再固定できる。観察者があればProvenanceの生成を出せる。独立確認・評価の凍結なし |
| D39(作成者側の実装・内部評価) | 記録の観察者を必須にし、不明を明示の値にする(P2-iをdraft-4へ、依存5拡張を再固定・採用)をP2-sとして実装し、旧入力を拒否する版の更新を測定 | 2026-10-21 設計76・期待77・結果78・版の記録。旧入力762件は黙った再解釈0(拒否703・同一59)、旧い pin を置換しただけの入力18件は全て欠落した必須項目で拒否。書き換わった実体820ファイル(P2-rは813)。比較器の拡張は26行の追加(宣言の種類 required_field)。比較器が宣言にない診断の変化(error_path)を見つけ、実装を直した。新版の入力を旧版へ渡すと unknown を含む734件は受理0だが、拒否の理由は予測の invalid_observer でなく主に missing_field。確認は仕様の版に結ばれるので互換の部分集合は小さい(765件中8件)。独立確認・評価の凍結なし |
| D40(作成者側の実装・内部評価) | Provenance の activity の符号と revision の entity(P2-q の範囲外だった部分)を、P2-q の上に足す合成の専用R5としてP2-tで実装 | 2026-10-21 設計79・期待80・結果81。HL7 FHIR R5 の provenance-entity-role の符号系ページを1つ追加取得(Git 管理外、台帳に記録)。活動の符号は不透明な宣言で、代用しない。revision の entity は訂正された記録ごとに(参照と独立に計算したハッシュ)、選ばれた訂正記録の生成側の項目に付く。訂正者が不明な訂正は確認済みでも運べない(no_agent)。73例・1,533必須パス、576要求の全数、24変異。予測10件は全て成立、P2-q 以下は変更なし。独立確認・評価の凍結なし |
| D41(作成者側の実装・内部評価) | RxNorm CPC 2026-09-08→2026-10-05 の版更新を旧版の参照ごとに監査する契約をP2-uとして実装し(他の拡張に依存しない単独のR5)、取得済みの実データ(81,468概念)に適用 | 2026-10-21 設計82・期待83・結果84。継続は (出典, id) だけで決め、新版にない参照は後継を決めず候補も出さず、名称・関係・属性を別の面として比べ、属性の分類は宣言(未宣言は依頼)。架空の88例・1,679必須パス、192通りの全数、乱数300要求、23変異。実データ:続く81,298概念の98.0%は差なし、差の大半は NDC のみ(1,229)、定義にあたる属性の差77、新版にない170、新版のみ322、関係の差326は全て収載の出入りに結ばれる。予測の外れ3件(属性の差の概念数の範囲×2、方針の違いの効果)を記録。1か月の組の測定で、意味の同一・廃止・置換は監査としては決めていない。追補:NLM の文書8ページ・条件5ページを台帳に記録し、事実10件を道具に結んだ(85)。利用者の判断(b)に従い RxNorm API で新版にない170参照を照会:70は RxNorm で有効のまま、100は廃止(同等な有効概念の指定なし)、置換先の指定は0(予測の外れ:置換が一般的という推論)。通常のリリースは保留。独立確認・評価の凍結なし |
資料の確認済み、仮説、決定済み、保留を区別して記録します。一つの疑問に調査範囲を広げ続けず、次の判断を変える情報かどうかで優先順位を付けます。
直近の着手順
- 現在のリポジトリは独立の確認者を置かずに進める(D15)。研究・実装・内部検証を継続し、証明義務、未解決点、内部判断、旧版と根拠を残す。将来、独立確認を行う場合は英語の別リポジトリを立ち上げ、確認が必要な時点の実体と判断を引き継いでG0から再開する。
- P1-d完了:共通台帳・評価契約 で実装・仕様・依存・期待条件を固定し、全20条件とP0回帰を総合照合した。モデル被覆と既知十分条件、採用・履歴・停止の内部検証と未対応意味の形式化を継続する。独立確認後の評価用正解の凍結は、将来の英語の別リポジトリで行う作業として分ける。
- P2-a〜P2-iの初回断片を最小実装:拡張契約の研究設計 に沿って、P2-aの追加作業・P2-bの結果・P2-cの結果・P2-dの結果 に続き、P2-eの 意味設計・手指定期待・最小実装と内部評価 を作成した。P2-fは 数量の意味設計 と 手指定期待 に続き、最小実装・内部評価 と79 JSON・609必須パスを追加した。続いてP2-gの 接続契約の設計・手指定期待 に続き、137例と最小実装・内部評価 を追加した。時間の未対応範囲は課題として保持し、併用の保証を個別結果から自動的に導かない。PO13〜PO18の独立確認と 27の§5 の資料は、将来の英語の別リポジトリへ引き継ぐ対象として保持する。 その結果は 原理の草案49 に整理した。未知期間の精密化はP2-kとして実装し(結果52)、拡張の版を上げる手順はP2-lとして実演し(結果55)、縦断比較はP2-mとして実装し(結果58)、継承を宣言する欄は契約に足し(P2-n、結果61)、薄い臨床ライブラリはP2-oとして実装し(結果65)、FHIR R5 の構造への写像の可否の診断はP2-pとして、status・code の写像と Provenance への出力はP2-qとして、記録への観察者の追加と版の更新はP2-rとして、観察者を必須にする(旧入力を拒否する)版の更新はP2-sとして、Provenance の activity の符号と revision の entity はP2-tとして、CPCの版の監査はP2-uとして実装した(結果69・結果72・結果75・結果78・結果81・結果84)。次の候補は利用者と決める(訂正者を訂正の操作の入口で求めること、未見の月次CPCへの適用、複数の出力先への射影の拡張、継承の関係の拡張など)。
- 中間用途の R4 の比較評価・実資料への接続は別の実証として進める。D03 の利用条件と保留範囲を維持し、未見版は設計固定後に追加する。
今後の作業順は パイロット選定と大まかな計画 にまとめます。P2-fの最小実装に続き、P2-gの接続契約と52受入条件を設計しました。専用のR5モジュールを最小実装して内部評価しました。P2-hとして 表示射影の意味設計 と 52受入条件 を作成しました。続いて 145例とR4の最小実装・内部評価 を追加しました。続いて P2-iの併用契約の意味設計 と 48受入条件 を作成しました。続いて 151例とP2-iの最小実装・内部評価 を追加しました。続いて P2-jの表示接続の意味設計 と 52受入条件 を作成しました。続いて 170例と専用R4の最小実装・内部評価 を追加しました。直近は各接続の前提・選択・確認対象・問い・資源・観測を、反例と制限を伴う原理の草案へ整理することです。続いて表示の射影・他拡張との併用、原理の整理・R4・臨床ライブラリの試作範囲の選定へ進みます。日時の見積りは置かず、意味の不足が見つかった場合は設計判断を更新します。
調査後の見通し
体系の設計原理を検討し、形式的な性質と具体例の両面で検証します。移行支援・意味差分の実験も用いて、表現・意味・拡張の仕組みを修正します。コード体系そのものの確立に向けて、示せた性質と未解決事項を積み上げます。
その先で臨床ライブラリ・接続実装の標準化と AI 利用を検証します。医療者の操作・確認負担が接続先の変更で増えないか、AI が文脈と根拠を保持して情報を取得・利用できるかを評価します。これらの性能や運用上の効果は未検証です。