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MedDSL(仮称)

RESEARCH / RECORD

MedDSL(仮称)調査(R1〜R6)R6

R6:最初の試作 P0 の仕様と着手判断

原文 docs/research/06-prototype-brief.md

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版 be280c0

この文書の目次 5項目

作成日:2026-10-18。状態:D07 を研究用に決定した試作仕様。後続で P0-a〜d を実装し、作成者草案の全22ケースを照合しました。比較・全件照合の結果と限界 を参照してください。独立確認・R4 の評価は未完了です。

一枚の試作仕様

項目 P0 で固定する内容
最終目標との関係 変化に耐える体系の最初の実証。旧意味を保つ定義追加、関係の結合、訂正前の解釈を実装で確かめる。移行ツールの完成を最終目標にしない
作業者・利用場面 体系の設計・保守担当者が、定義追加の認定、架空記録への問い合わせ、主張の訂正、射影前後の差をローカルで確認する
検証する原理 R5 の S1/S2(限定した十分条件)、G1(役割の結合)、R1(履歴と採用の分離)。I1〜I7 の一部を扱い、I8 の臨床操作・実装間互換は後続
入力 版付きの架空定義パッケージ、文脈、主張・確認・訂正の台帳、参照時点、明示的な問い合わせ。すべてローカル JSON
出力 認定とその保証範囲、記録上の支持・否定・未決・衝突・未評価、結合結果と根拠、問い合わせ単位の喪失・追加・比較不能。原入力への参照を保持
計算の範囲 有限の事実、単項述語の包含・正の連言による定義、同一文脈内の結合問い合わせ。新しい存在証人、任意の量化・否定推論・確率演算は対象外
最初の資料 コミット可能な架空例のみ。実 CPC/FHIR は仕様の動機と後続材料で、P0 の外部依存・正解にはしない
方向・用途 P0 の比較は同じ架空プロファイル内の定義追加・記録更新・射影の before→after。実体系の初期移行用途 D04 は CPC 2026-09-08→2026-10-05 のまま別実験
技術構成 Python 3.11 以降の標準ライブラリ、JSON、インメモリの純粋な処理関数と薄い CLI。最初の実行確認は現環境の Python 3.14.4 を対象とする
配置 src/med_dsl/ に単一ライブラリ、tests/ に意味契約の検証、examples/p0/ に架空入力と期待結果。別パッケージ群へ最初から分割しない
最初の到達点 P01〜P22 の研究用受入条件を満たす。R4 の全 K14・M40 件の合格や、臨床精度・普遍性の証明とは別

詳細な意味・入出力・状態・資源上限は P0 契約 に固定します。最初の三つの具体例は 例の一覧 に置きました。期待結果は作成者草案で、評価器を実行した出力ではありません。

最初に動かす縦の流れ

flowchart TD
    A["架空 JSON と版付き定義"] --> B["構造・参照・依存版の確認"]
    B --> C["S1/S2 の認定と保証範囲"]
    B --> D["時点・確認・訂正から主張を選択"]
    C --> E["対応断片の定義展開・問い合わせ"]
    D --> E
    E --> F["結び付き・根拠・衝突を含む結果"]
    F --> G["指定問い合わせの前後差と原情報への追跡"]

医療者向け UI、DSL の文字列構文、LLM、実マスターの変換器、データベース、外部サービスはこの試作に含めません。臨床ライブラリや AI から使う将来の境界は、CLI を経由せず同じ処理関数を呼べる構成で残します。

既存方式との比較

意味表現の優位性を、実装していない比較方式との机上の点数で主張しません。P0 では次の二段階を分けます。

段階 同条件で比べるもの 判定
P0 の工学的確認 役割付き関係テーブルを直接読む参照計算と、P0 に取り込み読み戻した結果。同じ肯定事実・文脈・質問を使用 問い合わせの集合と結合が一致すること。P0 の情報損失を見つけるためで、有用性の優位を示す比較ではない
中間用途の後続評価 R4 の B00・B01・B02・提案体系。同じ資料・条件付き対応根拠・補助情報・候補範囲 24+16 件と実資料で、候補、差分、負担を測る。P0 で未実装の対応候補生成を測定済みにしない

HAPI FHIR・ROBOT は P0 の最小機能に必要としないため導入を見送ります。候補から永久に外す判断ではなく、実体系への接続・OWL/FHIR の適合検証を実装するときに再評価します。RDF・SHACL・PROV 等も概念上の参照を維持し、今回独自実装する P0 がそれらに適合すると称しません。

実装を小さく進める順序

段階 作るもの その段階の確認
P0-a JSON 入出力、参照固定、有限の役割付き事実と問い合わせ P06〜P08・P16・P18 の該当部分。全値が残っても結合を失う例を検出
P0-b 定義の依存閉包、S1/S2 の認定と断片内の展開 P01〜P05・P19・P20。認定外と危険を混同しない
P0-c 主張・確認台帳、参照時点、明示的な訂正、未知能力の停止 P09〜P15・P17・P21・P22。AI・疑い・未記載を確定へ変えない
P0-d 問い合わせ単位の比較、根拠追跡、二回実行の一致と総合記録 P01〜P22 の全件。入力・期待値・実装版と結果を保存

全体の最低条件は 22/22、根拠のない確定・誤った保存認定 0、必要な停止の見落とし 0 です。部分実装では未対応件数を残し、対象を後から減らして合格扱いにしません。結合、定義展開、確認済み主張を返す正例も必須にし、全棄権を通しません。

処理時間と変更量は記録しますが、初回のデータを見て性能合格値を後付けしません。初期の資源上限は P0 契約で事前指定し、打切りは正常な否定や対応なしと区別します。

着手条件と残る確認

条件 今回の状態
最終目標、原理、仮定、対象範囲 R5 の原理と P0 の限定を明記済み
入力資料と利用条件 架空例で着手可。D03 の実資料の保留範囲を広げない
入出力・状態・ケース・最低条件 P0 契約 を策定。三例を JSON 化、残りは受入仕様として記述
作成者草案による開発 着手可。草案との一致を研究用に検証する
独立した正解確認と凍結 確認者未割当。R4 の独立確認・裁定・評価凍結は未完了
臨床利用・精度主張 対象外。臨床確認、実資料の意味追跡、実務評価が必要

D07:P0 の研究実装へ進む条件は満たしたと判断します。レビュー待ちを理由に全研究を止めず、作成者草案による工学的な試作として進めます。草案のファイルハッシュを記録したスナップショットと、独立確認後の評価用正解の凍結は区別します。

仕様策定後に P0-a の JSON 入出力・事実照合と、必要な主張選択を実装しました。外部依存は追加していません。続いて P0-b の認定・定義推論を追加しました。P0-c で主張・否定・未知能力の具体例と停止理由を検証しました。P0-d で compare と全22ケースの作成者草案による評価を完了しました。次は独立レビューと、意味能力・コア改訂の引き継ぎを扱う P1 の設計です。主張の支持と論理含意の境界、異なる意味プロファイルの引き継ぎ、原実体の長期保存は継続課題とし、P0 の成功で解決済みにしません。

R6

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